三人麻雀における「迷彩」戦術の必要性と効果については、プレイヤーの間で様々な意見があります。この記事では、三人麻雀において迷彩が必要か不必要か、そのメリットとデメリットを掘り下げています。
迷彩のメリット
麻雀で言う迷彩と言えば、意図的に先切りなどをして捨て牌を読みにくくする方法と言った所でしょうか?
こういう迷彩を施す事によって他家からあがり牌を引き出しやすいメリットがあります。
迷彩は基本的にはツモあがりよりもロンあがりを目的とした戦術ではないでしょうか。
よく漫画などで見かけるやつですね。
迷彩のデメリット
迷彩はメリットよりもデメリットの方が多いと感じています。
なぜなら、牌効率的に損する事が多いからです。
聴牌が迷彩を施さない場合(普通に打つ場合)と比較してしまうと、聴牌スピードが若干遅くなります。
三人麻雀ではこの若干のスピードの差が致命傷になる時が多々あります。フリー麻雀でチップ比重が高めの場合はかなりのデメリットとなります。
迷彩は不必要
ここまで読んで頂ければ分かりますよね。意図的な迷彩は不必要です。
三人麻雀の基本戦略は、誰よりも先に聴牌して即リーチする事です。出あがりは私は考えません。
つまり、迷彩は時代と逆行した打ち方なんですよね。ただこの迷彩を使う人は弱いのか?と問われれば、そんな事はありません。迷彩を使う方人でも鬼のように強い人はたまにいるんですよね…。弱い強いの指標にはなりませんので注意が必要です。
聴牌即リーせずに軽く迷彩を施す打ち手の例がコチラ。
この親、全順の切りで聴牌してダマにうけていました。そこでツモで手出しの切りリーチです。
私なら三面待ちで親なので即リー打ちますが、読みが鋭い人相手には効果的な打ち方かもしれませんね。
まとめ
昭和の麻雀打ちに多かった迷彩を施す打ち方、
現在の牌効率重視で意図的な迷彩を考えない打ち方、
個人的には上で書いた通り迷彩はデメリットが多いのでしない派ですが、否定するつもりも全くありません。
ただ知らない人はこういう打ち方があるという事を知識レベルで頭の中に入れておくことは重要なので覚えておいてください。