『聴牌外し』の価値、する局面しない局面

三人麻雀における「聴牌外し」というテクニックは、熟練者と初心者の間で大きな差が生じるポイントです。この記事では、聴牌外しの価値と、それを行うべき局面や避けるべき局面について実践譜を見ながら掘り下げていきます。三人麻雀の奥深い戦略の一つを理解することで、ゲームの楽しさが一層深まることでしょう。

「聴牌外し」とは、聴牌状態から敢えて一歩退くことを意味します。この行動は、特定の状況下で大きな戦略的価値を持つことがあります。しかし、いつでも聴牌外しをするべきではありません。ゲームの状況、対戦相手の動き、そして自分の手牌の状態を総合的に判断し、聴牌外しを行うかどうかを決定する必要があります。

この記事を通して、三人麻雀における聴牌外しの効果的な使用方法を学びましょう。正しい判断を下すことで、勝利への道が一層クリアになるはずです。

目次

聴牌外しの価値はあるのか?

よほどの枚数と条件が重ならない限りはする価値はないといって良いでしょう。
攻撃は最大の防御、最速聴牌して先制リーチが基本戦術で書いた通りで難しく考える必要はありません。

実践でみかけた牌譜です。
ミスなのかもしれませんが、ぬるすぎて明らかにカモと言っても良いかもしれません…。

全く価値のない聴牌はずし

私がトップ目です。
親がツモで長考だったので調べて見ました。

まあ普通はツモ切りですよね。
親であること、打点向上もたかが知れてる。
ピンズの変化を待てばいいし、さらにを切ってしまっているのでソウズの変化は厳しい。

気持ちは分からないでもないですが、親の聴牌を崩す意味を説明できませんね。
点数状況的にもここは即効であがって、親継続の配牌をみたいところです。
1sポンにそなえて4s切り、1sでたらポンの打5p切りでドラ受け+両面までみるのが妥当。

くっつき聴牌

コチラも実践でよく見かけるパターンですね。

これは人によって考えた方が違うかもしれません。
候補は2つでしょうか。

待ち即リー(リーチなしは半端なのでナシ)

・打として、聴牌崩しのソウズとピンズのくっつき待ち

個人的には、初心者の方は片方が場に二枚切られている以外は、即リーチした方が良いと思います。

切りはないですね…。

聴牌外しが有効な局面

基本的に迷うくらいならなんでもかんでもリーチして一貫性を持たした方が良いとは思いますが、オーラスだけは要注意です。しっかりと点数状況を確認して下さい。

が自分から4枚見えてるので、はペンチャンと言えど良い待ちです。

しかし、オーラスはなるべくサクッとあがりたい所。
この点数状況ならなおさらですよね?

腹をくくって即リーチでも悪い戦略ではありませんが、切りで聴牌取らずありだと思います。
※個人的にはリーチかけずのツモ専はなしです…。

ツモでもロスにはなりません。(待ち)
先に、ピンズがうまっても待ちに取れます。

オーラス&良形変化がそれなりにある場合は少し考えて見ると面白いです。
まあそれでも迷うぐらいなら即リーチでOK(一貫性を持たせる)かなと思います。

まとめ

三人麻雀における「聴牌外し」は、上級者の技術であり、勝利への鍵を握る戦略的な判断です。この記事では、聴牌外しの価値と、それを適用すべき局面や避けるべき局面について詳しく掘り下げました。この技術を適切に使うことで、ゲームにおけるあなたの勝率を向上させることができます。

しかし、超上級者でも難しい技術でもあるので迷ったら、聴牌取りのリーチでも失敗は少ない(中途半端な出あがり出来ないような状態が一番不安定)という事もいっしょに覚えておきましょう。この記事で学んだ知識を次のゲームに活かし、聴牌外しの戦術を駆使してみてください。戦略的な思考が、あなたの麻雀スキルをさらに高めるでしょう。

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