リアルの麻雀では関係ないですが、ネット麻雀はゲームの特性上必ずラグというものがあります。
このラグを戦略的に使う事で、勝率は必ずあげられると思います。
四人麻雀はともかく三人麻雀は非常に収支に直結するので必ず気にするようにしましょう。
ラグとは!?
ラグって何よ?って方のために簡単なご説明。
チーやポンなどのユーザが選択する局面では、どのネット麻雀でも砂時計みたいなのがでて止まります。

自分が南家だったとすると他家は2枚以上その牌(この場合だと)を持っている事が分かってしまいます。
ネット麻雀によってはランダムにラグを入れてる所もありますが、時間を名一杯使用するような打ち手だと正直バレバレなんですよね。
このラグで麻雀が別ゲーだと言う方もいますし、それは否定しません。
しかし、順位に直結するなら使わない手はないでしょう。
基本は壁が出来る事を確認
これは基本中の基本。
真ん中の牌にラグがかかる事で壁が出来ちゃいます(汗)

まあここまでは、容易に予想がつきますね。
自分の牌組や安全牌、待ちの強弱にも利用可能だと思います。
場の状況に合わせて臨機応変に立ち回りが可能なんです。
聴牌からの待ち受け変化
ここからが本題、牌譜みても以外と実行してる人は少ないですね。
実践譜です、点数は特に関係なしの東1局親番。

しっかりとがラグってたのをしっかりと確認。
序盤のスジ牌は持たれている可能性も高いので待ちが極端に少なくなってしまいました。
聴牌からの待ち受け変化をしっかりと意識するようにして下さい。
この場合だと、
といったところでしょうか。
実践では、予想外のツモで聴牌でした。

他のパターンは気付いた時に追記します。
このラグとツモ切りと空切りをうまく併用するとさらに効果的だと思います。
トイツ落としを見抜け

これはトイツ落としが濃厚なのでダマで確実に加点した方がベターだと思います。
点数がない状態の親 or 打点が2900未満ならラグ無視で個人的にはリーチといったところでしょうか。

ちなみには押した方が良いです。(1枚押せば確実に拾えそうなので)
自分の聴牌に必要な待ちのラグは必ずチェック
ラグった牌は念仏のように頭に叩き込んだほうが良いです。
特に自分の手で必要になりそうな牌のラグは必ずチェックしましょう。
を4枚抜いた手、愚形だらけだがリーチをかけたいところ。
でラグ

とりあへずを一枚落として様子を見る手も個人的には悪くないと思う(かなり見るし)のですが、この手は
の枚数がラグによって少ないので
の方が確実に良いです。
余談ですが、をノータイムで切れない人は、この手の形はよくあるので覚えておいて下さい。(知識として3sと西切りの違いを知っているのと知らないのでは差がでるかもしれません)
リアル麻雀の『腰牌』にも使える
このラグですが、リアル麻雀のいわゆる『腰牌』ってやつに相当します。
腰牌ってのは、鳴ける牌がでた時に鳴く仕草を見せてスルー、ちょっとまって考えさせてみたいな感じのやつ。身体がピクってなったりのことです。
もちろんネット麻雀に比べたら頻度は少ないですが、ここら辺のメンツを持っているとか分かる事も多いので知識として頭に入れておくとさらに引き出しが増えますよ。