三人麻雀において、七対子(チートイツ)という手役は特別な魅力を持っています。この記事では、三人麻雀で七対子を効果的に扱う方法に焦点を当てています。七対子は、単純なようでいて実は奥深い戦略が必要な手役で、正しい扱い方を知ることで、勝利への道がぐっと近づきます。
七対子は、同じ牌が2枚ずつのペアを7組集めることで成立します。この手役の最大の特徴は、素早く和了ることができる点にあります。しかし、三人麻雀において七対子を狙う際には、手牌の状況や他家の動きを慎重に観察する必要があります。
この記事を通じて、三人麻雀における七対子の効果的な扱い方と、その際の考慮点についてまとめてみます。好き嫌いが激しい手役ですが、場合によっては積極的に狙うべき手役と言えます。
七対子のメリットとデメリット
チートイツのメリットは、
■ 打点が高い(裏2)やドラ単騎待ち
■ ハマれば面子手よりも聴牌が早い
■ 横の手では難しいツモ跳ね条件をクリアしやすい
逆にデメリットは、
■ 聴牌まで時間がかかる(シャンテンからが長い)
■ 単騎待ちなので基本的にはあがりにくい上に防御が脆い
こんな感じですかね。
私的にはメリットの方が大きいと思います。
先制リーチはすべてかけよう
待ち牌も端牌が理想ですが、ドラ待ちなどの真ん中の牌でも即リーして良いと思います。
裏ドラによる爆発力(乗れば2枚確定)があるからですね。
追っかけリーチはすべきか
先制リーチをかけられている場合に七対子で追っかけリーチをするか、、
この条件だけだと非常に難しいですが、点数状況特に条件なしなら、待ち牌関係なくリーチしちゃうことが多いです。
もちろん場に見えてる牌の枚数にもよりますが一枚も切られてないならほぼリーチしてます。
放縦してるイメージもあるし、ツモ裏のイメージもあるし、難しい局面ですがツモ裏のメリットの方が大きいような気もします。まあ迷ってしまったらリーチが無難です。
配牌が悪い時は狙い目
配牌があまりにも悪い時は、積極的に狙いたいところです。
引き次第では、速効で聴牌します。
オーラスで上がりトップですが、厳しい配牌。
いつでも降りられるように七対子に決めうちです。
あれよあれよと言う間に聴牌してしまいました。
まさかの聴牌一番のりです。
さすがにこの点数状況(オーラスアガリトップ)と待ちではリーチをする意味はないのでダマで構えいたところをツモりました。これなら逆にリーチして素点を稼いでおきましょう。
筋で持たない
ただでさえ防御に弱い七対子、、筋で持たないように手を整えていった方が良いでしょう。こうすることで受けに強くなります。他家に先制リーチを打たれて、安牌がない時に筋でしかもっていない(369や258で同じ色を持つ)となるとベタ降りですら容易に出来なくなることがあります。追いついてもリーチ宣言牌で当たる可能性も高くなります。
最速聴牌を目指すには
ただ単にツモに身を委ねるのではなく、山読みといって山に残っていそうな牌を予想しながら打ちたいところです。
もちろん、予想が外れる事もありますが訓練することで精度は確実にあげられるでしょう。
三人麻雀の場合は色(牌の種類)だけでも押さえておくと効果的ですよ。
特に染め手などをしていて場に安く切られている色は、山にいる可能性が高いこともあるので残しておきましょう。
まとめ
三人麻雀において、七対子の扱い方はプレイヤーの戦略に大きな影響を与えます。この記事では、三人麻雀での七対子の効果的な狙い方、そのメリットとデメリット、そして具体的な実践譜を分析しました。
七対子のメリットは、高速で和了りやすいことと、他の手役に比べて比較的簡単に組み立てられることです。しかし、デメリットとしては、他家の攻撃に対して脆いことや、一定の条件が整わないと狙いにくいことが挙げられます。実践譜を通じて、これらのメリットとデメリットを考慮した上で、三人麻雀における七対子の最適な狙い方を紹介しました。
この記事で紹介した七対子の特性・扱い方を理解し、三人麻雀における自分の戦略に取り入れることで、ゲームの勝率を高めることが可能です。七対子を効果的に使いこなし、三人麻雀のさらなる楽しさを発見しましょう。